左がデザイナーのT君 
大阪市内のスポーツバーです自転車が飾ってあります (店の名前は忘れてしまいました)
懐かしいアメリカ、「TREK」のロードバイク
BI CI CLASSICA(ビチ クラシカ) 店主ルイジ・ヴェラーティさん
ビンテージロード、古い年代のロードレーサーをレストアして 販売されています。
店頭看板
店頭展示

 

4月7日、大阪へ出張へ。取引先に行くついでに、自転車屋 時代のお客さんであったT君に会ってきました。彼はデザインをしていて 時々、雑誌のデザインの仕事もしてがんばっています。そんな彼の 仕事内容を見せてもらったのと、案内されて大阪市内のにあるスポーツバーと 「ビチ・クラシカ」(イタリア語で古い自転車)という店へいきました。

http://www.biciclassica.com/index.html

 

スポーツバーは、自転車が飾ってあり、大きなモニターでサッカーや野球を 観戦できるようになっています。(ここで昼間に話を聞きました) 自転車店は、昔のロードレーサーをレストアして販売していて、 店主はルイジ・ヴェラーティさんというイタリア人。

 

建築設計をされていますが、元はイタリアのアマチュアロード選手。 趣味の延長で事務所の1階を改装して2009年より店をはじめられました。 見たら懐かしい自転車ばかり。少しの間、古い話に花が咲きました。

 

私はすでに、店を廃業して15年がたちましたが、「絞る」とはこういうことかと 思い直しました。たとえば、こういったスポーツバイク(商品)を、大手なら 「新しいのから古いものまで何でも」。地域は、大阪府内、京都、神戸など 広域で。「客層」はだれでも、となると思います。お店も広く、駐車場もあって スタッフも何人か・・・。

 

しかし、小さなお店は人も少ないので、扱う商品も、地域も、客層も絞らないと とてもできません。(やるとしたら多くのお金と人がいります) この場合、マニア向けの商品をマニアに売っているので相当絞られています。 経営として成り立っているかどうかはわかりませんが、絞って、後は捨て、 そこからスタートして増やしていくということの理解と覚悟が必要です。 (こんなことがわからなかったので、私は5年で廃業することになったんです)